食品製造職

R.W

製造工場 ライン長 (入社4年目 20代前半)

PERSON 先輩社員の紹介

これまでの仕事内容とやりがいを教えてください。

入社する前は、正直もっと簡単な作業なのかなって、少し甘く考えていたかもしれません(笑)。でも、食品を扱う会社なので衛生管理が想像以上に厳しくて…。工場に入るまでの手順の多さに、まず「わ、大変!」って驚いたのが、入社のリアルな感想でしたね。
最初の1年は基本的な作業を覚えるので精一杯でしたが、2〜3年目になると、包装機械の操作に加え、その日の生産数を記録する作業も任せてもらえるようになりました。
この記録作業が、私にとってターニングポイントになったんです。例えば、包装に失敗して規格外になったお餅の数を毎日記録するのですが、ある時、その数を見ながら「今日はいつもより失敗が多いかも?じゃあ生産のペースを調整した方がいいね」って気づいて。ただの数字だと思っていた記録から工場全体の動きが見えた時、この仕事、すごく面白い!って心から思えたんです。
そして今年の4月、上司から「ライン長をやってみないか」と声をかけていただいて。まさか私が、と驚きましたが、今は大きな責任とやりがいを感じながら、日々奮闘しています!

職場の雰囲気や働く環境について教えてください。

上司にも同僚にもすごく話しかけやすくて、人間関係で悩んだことがないのが自慢です。部署にはベトナムから来た仲間もいるんですけど、みんな本当に仲が良いんですね。このチームワークの良さの秘訣は、実は「みんなで早く帰りたい!」という気持ちで団結しているから(笑)。
おかげで、自然と助け合って効率的に仕事を進める文化が根付いています。

仕事を通じて、ご自身が成長したと感じる点は?

もともと人前に立つのが得意ではなかったんです。
ライン長になったことで、アルバイトさんやパートさんに指示を出したり意見を伝えるうちに、少しずつ度胸がつきました。さらに会社がリーダー向けの通信教育を受けさせてくれ、役職者としての心構えを体系的に学べたことも、大きな自信につながっています。
日々の業務での実践と、会社からの学びの機会。この両方があったからこそ、苦手な自分を乗り越えられたんだなと感じています。

未来の仲間へメッセージ。

ずっと暮らしてきたこの五泉が好きなので、東京に出たいと思ったことは一度もありません(笑)。地元のスーパーで、自分たちが作ったお餅が並んでいるのを見ると、「食を支えているんだな」と誇らしくなります。また家族から「美味しいね」と言ってもらって嬉しかったです。「安心して食べてもらえるように、安全な製品を作っている」という思いが、お客様に繋がっていると感じられる瞬間です。
仕事は大変な時もありますが、先輩たちが優しく教えてくれるので心配いりません。黙々と作業に集中するのが好きな人や、明るくコミュニケーションが取れる人なら、楽しく働けるはず。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!